2021年05月25日

【演奏音源】2014年8月30日の演奏会より。

【華麗なる舞曲の饗宴 Vol.2 〜躍動する本能〜 吉永哲道&黒岩悠 デュオコンサート】より

J.S.バッハの作品への取り組みは私にとって大切なライフワークであり、フランス組曲はいずれ全曲リサイタルを行う予定でおります。
今回の音源は約7年前の演奏で、改めて聴いてみると自身の演奏に色々注文をつけたくなるところはありますが(笑)、私の「バッハの作品に対するアプローチの根本的な志向」は今も全く変わっていません。

生き生きと躍動し歌う、人間味溢れるバッハ。

この演奏からも、多少なりともそれをお感じいただける事を願って……。
どうぞお聴きください。

吉永哲道


J.S.バッハ:
フランス組曲第3番 BWV814

アルマンド
クーラント
サラバンド
メヌエット&トリオ
アングレース
ジーグ


吉永哲道(ピアノ)
Tetsumichi YOSHINAGA, piano

2014年8月30日、宗次ホールでの収録


*各曲ごとの頭出しの時間は、YouTubeの概要欄をご覧下さい。


posted by tetsumichi at 07:00| 演奏音源

2021年04月25日

【演奏音源】2016年4月26日の演奏会より。

【ヴェラ・ゴルノスタエヴァ先生の想い出に 日本の門下生によるコンサート】より

J.S.バッハ=F.ブゾーニ:
コラール前奏曲"来たれ、異教徒の救い主よ"BWV659
F.リスト:
2つの伝説より"波を渡るパオラの聖フランチェスコ"

吉永哲道(ピアノ)
Tetsumichi YOSHINAGA, piano

2016年4月26日、ヤマハホールでの収録


《演奏会当日のプログラムノートより》

「堂々と!この作品を弾く時、貴方はパオラの聖フランチェスコと共に波の上を歩んで行くのだから。」

2015年1月19日、私が11歳の時にヤマハマスタークラスでお会いして以来、モスクワ音楽院修了まで実に18年に渡り薫陶を受けたヴェーラ・ゴルノスターエヴァ先生が亡くなられました。冒頭の言葉は留学時代、リストの《二つの伝説》のレッスンで先生がおっしゃられた事なのですが、その時の先生の誇らしげな表情とともに今も私の記憶の引き出しに大切にしまわれています。

先生はまさにロシア語で言うところのкультурный человек(教養の高い文化人)であり、レッスンでは作曲家についての独自の見解や、また文学や絵画等を引き合いに音楽作品について語って下さる事が少なくありませんでした(10代の子供に対してもです!)。例えば、J.S.バッハの作品では常に宗教について触れられ、その様な体験の積み重ねが、私の中に音楽が何か真剣で深遠なものであるという思考を形成していった事は疑う余地がありません。
そして響きの重要性。
「音が響いていない」、「貴方の音には本物の声がない!」── 18年の間、いったい幾度そうご指摘下さった事でしょうか。勿論、人の琴線に触れる美しい響きの追究に終わりはありませんが、今の私の音が少しでも先生の御心にかなうものであるならば、私はただそれだけで幸せです。
そして先生の事を思い起こす度に…今更ながら思うのです。
芸術家として確固たる信念をお持ちになり音楽に生涯を捧げられたヴェーラ先生の生き方こそ、
Maestoso(堂々と)そのもではなかったかと。

感謝と、追悼の祈りを込めて演奏致します。
吉永哲道


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2021年03月25日

【演奏音源】2017年7月6日のリサイタルより。

【吉永哲道ピアノリサイタル
R.シューマンの世界 〜Vol.1 詩人の憧憬〜】

今回の演奏動画は、2017年にリサイタルで演奏しましたシューマンの子供の情景です。

この曲集の終曲には「詩人は語る」のタイトルが与えられていますが、「詩人」はシューマ
ン自身であるとも言われています。

寝入ってゆく子供に、シューマンは何を語るのでしょうか。
彼自身の過去を重ね合わせるのか、それとも、子供の未来に想いを巡らせながら幸せを
願うのか……。
私の演奏が、その「何」を表出、お伝えできるものであるならば嬉しく思います。
どうぞお聴き下さい。

吉永哲道


R.シューマン:
子供の情景 op.15

見知らぬ国と人々について
不思議なお話
鬼ごっこ
おねだり
十分に幸せ
重大な出来事
トロイメライ
暖炉のそばで
木馬の騎士
ほとんど真面目すぎるくらい
おどかし
眠りに入る子供
詩人は語る


吉永哲道(ピアノ)
Tetsumichi YOSHINAGA, piano

2017年7月6日、カンマーザール in 立川での収録

*各曲ごとの頭出しの時間は、YouTubeの概要欄をご覧下さい。



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2021年02月25日

【演奏音源】2017年9月17日の演奏会より。

【黒岩悠×吉永哲道 ピアノソロ&デュオ 〜宮廷からの贈り物】より

今回の演奏音源では、スカルラッティ、クープラン、ラモーの作品をお届け致します。

華やかなりし宮廷文化の息吹を偲ばせる、鍵盤楽器の為の小品。
私が愛して止まない世界を、皆さまにもお感じいただければ嬉しく思います。

吉永哲道


D.スカルラッティ:
ソナタ ニ長調 K.443
ソナタ ニ短調 K.213
F.クープラン:
編み物をする女たち
J-F.ラモー:
やさしい訴え
野蛮人たち
つむじ風

吉永哲道(ピアノ)
Tetsumichi YOSHINAGA, piano

2017年9月17日、宗次ホールでの収録


*曲ごとの頭出しの時間は、YouTubeの概要欄をご覧下さい。


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2020年08月05日

【演奏音源】2018年9月24日の演奏会より。

【黒岩悠×吉永哲道 ピアノソロ&デュオコンサート
Voyage on France 〜音楽フランス散歩〜】より

今回の演奏音源は、フランス音楽です。

宮廷文化の産物である、洗練されたラモーのクラヴサン曲。
ドビュッシーは独自の音楽語法により、旋律で何かを強く訴えかけるロマン主義の音楽と
は全く異なる、響きの現象としての存在自体が鮮烈な印象を放つ音楽を創造、確立させ
ました。
その神秘性が顕著に聴き取られる、月の光の描写の試み。
ロシアの画家、イヴァン・クラムスコイ(1837〜1887)の名画「月夜」とともに、その研ぎ澄
まされた響きの世界を堪能いただければ幸いです。

吉永哲道


J-F.ラモー:
クラヴサン曲集(第3組曲)より
「ミューズたちの対話」
C.ドビュッシー:
ベルガマスク組曲より
「月の光」
前奏曲集第2巻より
「月光が降り注ぐテラス」
「風変わりなラヴィーヌ将軍」

吉永哲道(ピアノ)
Tetsumichi YOSHINAGA, piano

2018年9月24日、宗次ホールでの収録

*曲ごとの頭出しの時間は、YouTubeの概要欄をご覧下さい。

posted by tetsumichi at 09:57| 演奏音源