2021年12月21日

【演奏音源】2009年3月27日の演奏会より。(S.プロコフィエフの作品)



【ロシアの鐘、その深遠なる響き 吉永哲道ピアノリサイタル】より

S.プロコフィエフ:
ピアノソナタ第7番 op.83

吉永哲道(ピアノ)
Tetsumichi YOSHINAGA, piano

2009年3月27日、宗次ホールでの収録

2021年、生誕130年を迎えたセルゲイ・プロコフィエフ。

第7番のピアノソナタは、私が初めて“真剣に”取り組んだプロコフィエフの作品です。確か高校1年生の時ですが、当時の私はプロコフィエフ特有の近代的で不協和な響きになかなか馴染めなかったのでしょう、譜読みも遅々として捗らず苦労した記憶が残っています。

2008年、アンドラ国際ピアノコンクールを受けた際にこのソナタをプログラムに入れ、嬉しい事に、審査員長であったロシア人の先生が高く評価してくださいました。
「素晴らしい演奏だった。特に第3楽章で、僕はソコロフの演奏を思い出したよ。けれど、君の演奏にはまだ何かが足りないね。」

まだ何かが足りない。
幸いな事に、当時の自分に何が足りなかったのかを、私は時を経て理解できるようになりました。

2022年2月8日、大泉学園ゆめりあホールでのリサイタルで、久方ぶりにこのソナタを取り上げます。個人的にこの2009年の演奏音源は嫌いではないのですが(笑)、リサイタルでは、一層進化した演奏をお届けしたいと思っています。

𠮷永哲道

posted by tetsumichi at 07:00| 演奏音源