2021年03月27日

【終了御礼】ロシアピアニズムの響き。

少し日が経ってしまいましたが、去る3月13日、愛知県は春日井市のホール、Fantasie-Impromptuでのリサイタルが盛況の内に終了致しました。終演後の懇親会では、ご来場いただいた皆様から多くのご好評をいただき、改めましてこの場で御礼を申し上げます。

このブログでもこれまで度々書かせていただいていますが、私が初めてロシアのピアノ流派の響きを生で体験したのは、11歳の春、ヴェーラ・ゴルノスターエヴァ先生との出会いによってでした。

それから18年ヴェーラ先生の下で学び、30歳でモスクワから帰国するもまだ自分の音(音楽)に納得できず東京の大野眞嗣先生の門を叩き……11歳から今日までひたすらに、「自分自身の響き」を追い求めて試行錯誤を続けてきています。

響きが磨かれてくる程に、作品の奥深い世界、そこに存在する作曲家の魂が感じられるようになり、その喜びをお聴き下さる方々と共有したい。
私が響きにこだわらずにいられない理由は、ただそれだけです。

『響きの文化』とも言えるこの唯一無二のピアニズムを、私自身の中に根付かせ継承する努力を怠らず、演奏、指導の両分野を通して多くの方にこれからも「本物の音楽」をお伝えしていきたいと思っています。
末筆となりますが、いつもピアノを最良のコンディションに調整して下さる調律師の更家雅之氏、また細やかなご配慮で温かくお迎え下さるホールオーナーの林様に、心からの感謝を申し上げます。

どうぞ明日が良い日でありますように。
吉永哲道


─ ロシアピアニズムの真髄を弾く ─
𠮷永哲道 ピアノリサイタル

〈出演〉
吉永哲道(ピアノ)

〈プログラム〉
J.ブラームス:
インテルメッツォ 変ホ長調 op.117-1
インテルメッツォ イ長調 op.118-2
L.v.ベートーヴェン:
ピアノソナタ第17番 op.31-2「テンペスト」
M.グリンカ:
ノクターン「別れ」
M.ムソルグスキー:
展覧会の絵

〈アンコール〉
P.チャイコフスキー:
「四季」op.37bより 3月“ひばりの歌”
F.シューベルト:
ワルツ 嬰ハ短調 D.145, op.18-4
ワルツ 嬰ハ短調 D.365, op.9-27
ワルツ ロ短調 D.145, op.18-6
J.S.バッハ=M.ヘス:
「主よ、人の望みの喜びよ」(カンタータBWV147 より)


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posted by tetsumichi at 09:01| その他