ピアノを演奏する上で、両者は似ているようで全く異なる行為であると言えます。
音とは、ハンマーが弦を打った瞬間に発生する、言わば打撃音。
響きとは、ハンマーの打撃によって弦が振動し、その振動が駒を介して響板に伝わり空気を振動させる事で生じる、空間へ広がり長く続く音の余韻、とでも説明できるでしょう。
テニスに例えるならば、ラケットでボールを打つ瞬間が音であり、その後相手のコートへ飛んでいくボールの軌道が響き。そんなイメージを持ってもよいと思います。
そのようにイメージすると、音を聴く事と響きを聴く事の違いを明確に認識できるのではないでしょうか。
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