2020年08月05日

【演奏音源】2018年9月24日の演奏会より。

【黒岩悠×吉永哲道 ピアノソロ&デュオコンサート
Voyage on France 〜音楽フランス散歩〜】より

今回の演奏音源は、フランス音楽です。

宮廷文化の産物である、洗練されたラモーのクラヴサン曲。
ドビュッシーは独自の音楽語法により、旋律で何かを強く訴えかけるロマン主義の音楽と
は全く異なる、響きの現象としての存在自体が鮮烈な印象を放つ音楽を創造、確立させ
ました。
その神秘性が顕著に聴き取られる、月の光の描写の試み。
ロシアの画家、イヴァン・クラムスコイ(1837〜1887)の名画「月夜」とともに、その研ぎ澄
まされた響きの世界を堪能いただければ幸いです。

吉永哲道


J-F.ラモー:
クラヴサン曲集(第3組曲)より
「ミューズたちの対話」
C.ドビュッシー:
ベルガマスク組曲より
「月の光」
前奏曲集第2巻より
「月光が降り注ぐテラス」
「風変わりなラヴィーヌ将軍」

吉永哲道(ピアノ)
Tetsumichi YOSHINAGA, piano

2018年9月24日、宗次ホールでの収録

*曲ごとの頭出しの時間は、YouTubeの概要欄をご覧下さい。

posted by tetsumichi at 09:57| 演奏音源

2020年07月05日

【演奏会情報】黒岩悠×吉永哲道  炎のベートーヴェン

聴覚を失った代わりに、偉大なる意志の力を自らの中に発達させたベートーヴェン。
生誕250年の記念年に、入魂の名曲プログラムをお届けいたします。
皆様と会場でお会いできます事を祈りつつ。
吉永哲道

*チケットは7月19日(日)の10:00より販売開始となります。
こちらもどうぞご利用下さい。
[チケットお申し込み専用フォーム]

https://munetsuguhall.com/performance/sweets/entry-1917.html

《ベートーヴェン生誕250周年》
黒岩悠×吉永哲道
悲愴!熱情!運命!!
炎のベートーヴェン

〈日時〉
2020年8月16日(日) 13:30開演(13:00開場)
〈会場〉
宗次ホール
〈出演〉
黒岩悠(ピアノ)
吉永哲道(ピアノ)

〈曲目〉
[吉永ソロ]
L.v.ベートーヴェン:
ピアノソナタ第8番ハ短調 op.13「悲愴」
[黒岩ソロ]
ピアノソナタ第23番 op.57「熱情」
[2台ピアノ]
交響曲第5番 op.67「運命」

〈入場料〉
一般自由席 2,000円
〈主催〉
宗次ホール
〈チケットお問い合わせ〉
宗次ホールチケットセンター Tel : 052-265-1718

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posted by tetsumichi at 07:00| 演奏会情報

2020年06月25日

【演奏音源】2018年10月12日のリサイタルより、「展覧会の絵」。

【カンマーザールサロンコンサート
吉永哲道ピアノリサイタル 〜響きの芸術〜】より

M.ムソルグスキー:展覧会の絵

吉永哲道(ピアノ)
Tetsumichi YOSHINAGA, piano

2018年10月12日、カンマーザール in 立川での収録


民衆の中で。
19世紀ロシアの作曲家の中でも際立って個性的な存在であり、芸術を農民や庶民の中
へと近づけていかなければならない、という思想を持っていたモデスト・ムソルグスキー
(1839〜1881)。彼の音楽の根底を成す荒々しいまでのリアリズムは、微塵もソフスティケ
イトされていない、切れば鮮血がほとばしる様なむき出しの“民衆の魂”を、作品を通して
伝える事に成功した。彼らの呻きや叫びに始まり、ロシアなるもの全てがムソルグスキー
の音楽の中にはある。虐げられた農民たちの苦悩への同調(“ブィードロ”)から古き偉大
なるルーシへの讚美(“古都キエフの大門”……壮大に鳴り響く鐘を、これほど見事に描
写した音楽があるだろうか!)まで、「展覧会の絵」が今も多くの聴衆を虜にするのは、そ
の音楽がロシア人にしか創造し得ない圧倒的なまでの生々しさ(リアリティー)に裏付けら
れているからであろう。
作曲家ムソルグスキーの群を抜く表現の強烈さに、私はいつも驚嘆せずにいられない。
吉永哲道

*曲ごとの頭出しの時間は、YouTubeの概要欄をご覧下さい。




posted by tetsumichi at 07:00| 演奏音源

2020年06月15日

32.教師も、生徒も。

インターネットを利用しての遠隔レッスンを導入し始めた4月中旬頃から、改めて、教師とは何か、教育とは……と言った事に思いを巡らせるようになりました。

私は仕事の一つとしてピアノを教える事に従事していますので、それに限ってのお話ですが、生徒のテクニックの土台(技術面での基礎)を作る為には、教師が手取り足取り、言葉は悪いのですが調教の如く、徹底して叩き込まなければいけない時期が確かにあります。
ですが、ある時期を過ぎての調教の様な教え込みは“教え過ぎ”となり、生徒の自主性を摘み取ってしまったり、柔軟な思考の妨げとなる固定観念を形成させてしまう危険性を多分にはらんでいます。

上手くなりたいと思う生徒は、自分自身で考え、努力をします。
教える立場の人間がすべき事は、彼らの努力を熟視し正しい方向に導く事。決して、調教の様に技や自身の作品に対する解釈を教え込む事ではありません。

教え育てるというのは、本来大変長い年月を要するプロセスであるはずです。
何せ、人が10年、20年かけて成長していくのを待たなければならないのですから。
ところが現代では、分かりやすい、目に見えて成果の現れる教え方が良しとされている風潮が強い様に感じます。早くに結果を求める事が全く無価値とは言いません。それはそれで一つの在り方、考え方でしょう。ですが多くの場合……そこに教える側の見栄やエゴ、教わる側の怠慢があるように思えてならないのです。

教える事は容易い、けれど、育てる事は本当に難しい。
教わる事は容易い、けれど、育つ事は本当に難しい。

「急いては事を仕損じる」と言う言葉があります。
人生という長いステージで本当に良いものを獲得するには、教える側も教わる側も時間をかける事の価値を知り、思慮深くあらねばならないのですね。


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posted by tetsumichi at 07:00| 音楽について

2020年06月10日

公演延期のお知らせ。

2020年7月13日(月)に開催予定の公演「〜ヴェーラ・ヴァシーリェヴナ・ゴルノスターエヴ
ァ先生への音楽の贈り物〜 吉永哲道 ピアノリサイタル」を、2021年2月8日(月)に延期
致します。会場は同じく紀尾井町サロンホールとなります。


新型コロナウィルスの感染拡大に関し、緊急事態宣言は解除されましたが公共の場への
外出にはまだ慎重になるべき状況が続いており、ご来場下さる皆様及び関係者の健康と
安心・安全を最優先に考慮した結果、延期が妥当と判断致しました。


楽しみにして下さっていたお客様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解賜ります
ようお願い申し上げます。


秋頃にWEB等で公演案内を掲載して参ります。
尚、延期に伴い演奏曲目に変更が生じる可能性がございます事を、ご承知おきいただけ
れば幸いです。
吉永哲道
posted by tetsumichi at 07:00| 演奏会情報