2020年03月30日

【演奏会情報】ピアノリサイタル(2020年7月13日)チケット取扱い開始のお知らせ。

《モスクワで開かれた吉永氏のコンサートを聴かせていただきました。会場は満席。吉永氏の演奏が始まるや否や、観客たちはその洗練された音に衝撃を覚え、まるで身動きが取れなくなったかのようでした。正直で純粋かつ崇高な音に、涙があふれてきました。一つ一つの音が、吉永氏の思いを語っていました。ロシア人の観客たちも、吉永氏の持つ圧倒的な音楽の力に感動していました。客席からは称賛する「ブラボー」の声が飛び交いました。そして次第にそれは「スパシーバ(ありがとう)」という感謝の言葉に変わりました。ロシア人たちは、全身が震えるほどの演奏と、吉永氏のロシア音楽への愛に対して感謝したかったのではないでしょうか。コンサートの題名は「日本から愛を込めて」。また吉永氏個人の想いとして「ヴェーラ・ヴァシーリェヴナ・ゴルノスターエヴァ先生への音楽の贈り物」と言うサブタイトルが掲げられていました。吉永氏はロシアの人たちに、確かに「愛」を届けました。日本人として心から誇りに思いました。
音楽を通して愛を届けてくれた吉永氏に、心から感謝いたします。》
 
ロシア国営メディアグループ「ロシア・セヴォードニャ」 の通信社「スプートニク」アナウンサー、記者
後閑理恵
(2020年2月8日、モスクワ、スクリャービン博物館で開催されたリサイタルの批評)


チケットの取扱いを開始致しました。

音楽は響きの芸術である事。
私が今尚響きにこだわらずにいられないのは、まだ幼かった10代の私に対して、ヴェーラ先生がその価値と重要性を刷り込む事に一切の妥協をなさらず、多大な情熱を注いで下さったからこそと思っています。
言葉では言い尽くせない先生への感謝を、音楽に託し演奏致します。
どうぞ、お運びいただければ幸いです。
吉永哲道


《Музыкальное приношение В.В.Горностаевой》
〜ヴェーラ・ヴァシーリェヴナ・ゴルノスターエヴァ先生への音楽の贈り物〜
吉永哲道 ピアノリサイタル

〈日時〉
2020年7月13日(月) 18:45開演(18:15開場)
〈会場〉
紀尾井町サロンホール
〈出演〉
吉永哲道(ピアノ)

〈曲目〉
S.ラフマニノフ:
前奏曲嬰ハ短調 op.3-2(通称「鐘」)
P.チャイコフスキー:
「四季」op.37bより
5月 “白夜”
6月 “舟歌”
8月 “収穫”
9月 “狩り”
10月 “秋の歌”
D.ショスタコーヴィチ:
24のプレリュードとフーガ op.87より
第24番 ニ短調
F.シューベルト:
楽興の時 D.780
F.リスト:
ハンガリー狂詩曲第10番 ホ長調 “前奏曲”

〈入場料〉
3500円 全席自由
〈主催〉
音楽企画「マイスキーヴェーチェル」
〈後援〉
愛知ロシア音楽研究会、株式会社ヤマハミュージックジャパン、認定NPOおんがくの共同作業場
〈チケットお問い合わせ〉
音楽企画「マイスキーヴェーチェル」
メール:mv-pro@live.jp
認定NPOおんがくの共同作業場
TEL:042-522-3943
http://www.gmaweb.net/npo/


202006吉永リサイタル01.jpg


202006吉永リサイタル裏03.jpg


posted by tetsumichi at 07:00| 演奏会情報

2020年03月13日

ピアノリサイタルのお知らせ。

先月モスクワで行って参りました、恩師ヴェーラ・ゴルノスターエヴァ先生を偲ぶリサイタ
ルを、東京でも実施する運びとなりました。

プログラムの前半は、先生の母国であるロシア(旧ソヴィエト)の作曲家より。
ラフマニノフのプレリュードは、私が小学6年生の時に、初めて先生にレッスンしていただ
いたロシアの作品です。
後半は、モスクワ留学時代にシューベルトの作品が集められた先生のCDを聴き、その素
晴らしさに心奪われ、すぐさま譜読みをしてレッスンを受けた楽興の時、そして、先生が
お好きだったリストのハンガリー狂詩曲第10番を演奏します(私は高校生の時に、先生か
らこの曲を教えていただきました)。

是非、多くの方にお聴きいただければ嬉しく思います。

詳細な情報の掲載、チケットの販売開始は3月末頃を予定しております。
引き続きHP、ブログ及びFBにて告知して参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
吉永哲道


《Музыкальное приношение
В.В.Горностаевой》
〜ヴェーラ・ヴァシーリェヴナ・ゴルノスターエヴァ先生への音楽の贈り物〜

吉永哲道 ピアノリサイタル

〈日時〉
2020年7月13日(月) 18:45開演(18:15開場)
〈会場〉
紀尾井町サロンホール
〈出演〉
吉永哲道(ピアノ)

〈プログラム〉
[前半]
◆S.ラフマニノフ:
前奏曲嬰ハ短調 op.3-2
◆P.チャイコフスキー:
「四季」op.37bより
6月 “舟歌” 他
◆D.ショスタコーヴィチ:
24のプレリュードとフーガ op.87より
第24番 ニ短調
◆F.シューベルト:
楽興の時 D.780
◆F.リスト:
ハンガリー狂詩曲第10番 ホ長調 “前奏曲”


image001.jpg
posted by tetsumichi at 07:00| 演奏会情報

2020年02月29日

【終了報告】モスクワ公演 其の三〈異文化が出会う場所〉

「トモヤ!テツミチ!」
日本から約10時間のフライトで、ロシアはシェレメチェボ空港へ降り立った私と渡部智也さんを明るい口調と笑顔で迎えてくれたのは、久しぶりの再会となったバヤーン奏者のジェーニャさん(ジェーニャはエフゲニーの愛称)。
再会の挨拶を交わすも束の間、車で出迎えに来て下さったジェーニャさんの運転で、モスクワ市内のホテルへ。車内での弾む会話と、留学生活ですっかり記憶に刻まれた車窓を流れる風景に、フライトの疲れは次第に心地よさへと変わっていきます……。

こうして始まった今回のモスクワの旅。幸いな事に、3回のコンサートはいずれも、お客様や各会場の関係者の方々から大変なご好評をいただきました。

改めて、強く思った事があります。

音楽は人に何をもたらすのか?
何故、私は音楽に惹かれてやまないのか?
世界に音楽が存在する意義とは……?

お客様から、拍手とともにいただいた「スパシーバ!」のかけ声。
あるロシア人女性は、「遠い日本から来て下さり、演奏して下さった事に本当に感激しています。ありがとう!」とおっしゃって下さりました。

海外で演奏すると、身をもって気付くのです。
演奏において最も大切なのは、異文化への理解と敬意、そしてそれを共有したいという想いなのだと。その想いがあってこそ、初めて音楽は人と人との血の通った心の交流になり得る。

音楽は、きっと、人種や国籍を超えた相互理解を人間が忘れないために存在するのでしょう。それを、今後の自身の音楽人生において守っていきたいと、私は思うのです。

今回の旅を支えて下さった方々。そして、新たに出会った方々。
全ての方々への感謝を込めて。

20200229_001.jpg


20200229_002.jpg


20200229_003.jpg


20200229_004.jpg


posted by tetsumichi at 07:00| その他

2020年02月28日

【終了報告】モスクワ公演 其の二〈ジョイントコンサート〉

2月9日(日)は、モスクワから北東に30キロ程離れた場所に位置する「星の街」と言う、外国人にとっては珍しい場所を訪れました。星の街は、かつては閉鎖都市となっていた宇
宙飛行士の訓練施設がある街で、現在も外部から入るには数ヶ月前に申請の手続きを
する必要があります。
この日は、その街の文化施設「宇宙飛行士の家」内のホールにて、翌日10日は、モスク
ワ市内のグネーシン音楽アカデミー内のホールにて、ロシア民族楽器奏者の方々とジョイントコンサートを行いました。
私は、ピアノソロではチャイコフスキー、ラフマニノフ、山田耕筰の小品を、アンサンブルではロシア及び日本歌曲や民謡の伴奏の他、バラライカ奏者との共演による『バンブル・ブギ』(リムスキー=コルサコフの『熊蜂の飛行』をブギウギのスタイルで編曲した、エキサイティングな作品です!)、バヤーン、歌唱、ピアノのアンサンブルで日本の『ふるさと』を演奏しました。両公演で参加メンバーとプログラムは異なりましたが、どちらもお客様が大変喜んで下さり、私たち演奏者にとっても非常に楽しいひと時となりました。


〈出演〉
◆2月9日
Евгений МИРОНЕНКО
エフゲニー・ミロネンコ(バヤーン)
Максим Гавриленко
マクシム・ガヴリレンコ(グースリ)
後閑理恵(歌唱、グースリ)
渡部智也(歌唱)
吉永哲道(ピアノ)

◆2月10日
Евгений МИРОНЕНКО
エフゲニー・ミロネンコ(バヤーン)
Максим Гавриленко
マクシム・ガヴリレンコ(グースリ)
Константин ЗАХАРАТО
コンスタンティン・ザハラト(バラライカ)
後閑理恵(歌唱、グースリ)
渡部智也(歌唱)
吉永哲道(ピアノ)


*お断り
10日のグネーシン音楽アカデミー公演の写真が私の手元にはあまりない為、バラライカ
奏者コンスタンティンさんの写真は、8日のスクリャービン博物館でのリハーサル時に撮っ
たものを掲載させていただきます。


20200209_001.jpg


20200209_002.jpg


20200209_003.jpg


20200209_004.jpg


20200209_005.jpg


20200209_006.jpg


20200209_007.jpg


20200209_008.jpg


20200209_009.jpg


20200209_010.jpg


20200209_011.jpg


20200209_012.jpg


20200209_013.jpg


20200209_014.jpg


20200209_015.jpg


20200209_016.jpg


20200209_017.jpg


posted by tetsumichi at 07:00| その他

2020年02月27日

【終了報告】モスクワ公演 其の一〈リサイタル〉

先般、2月6日から13日までの約1週間モスクワに滞在し、演奏会を行って参りました。

◆リサイタル
2月8日/スクリャービン博物館
◆民族楽器奏者とのジョイントコンサート
2月9日/星の街
2月10日/グネーシン音楽アカデミー

そのコンサートの様子等を、3回に渡って掲載させていただきます。
どうぞ、ご笑覧いただければ嬉しく思います。


先ずは2月8日に、モスクワ市内の中心部は旧アルバート通り界隈にあるスクリャービン
博物館にて、バス歌手の渡部智也さんと各々プログラムを組み、行ったリサイタルです。
個人的な事ですが、今回のリサイタルは私にとって、2015年1月に恩師ヴェーラ・ゴルノス
ターエヴァ先生が亡くなって以来ずっと心の中にあった、“先生の為にモスクワで弾く”と
いう想いを叶える機会となりました。その事を、心から嬉しく、幸いに思っています。

当日の会場は、満員のお客様。
盛大な拍手と“ブラヴォー!”に混じり、“スパシーバ!(ありがとう!)”のかけ声を下さっ
たお客様がいらした事が、ことに印象的でした。


《日本から愛をこめて》
第1部
《ヴェーラ・ヴァシーリェヴナ・ゴルノスターエヴァへの音楽の贈り物》
吉永哲道(ピアノ)

S.ラフマニノフ:
前奏曲嬰ハ短調 op.3-2
P.チャイコフスキー:
「四季」op.37bより
3月 “ひばりの歌”
5月 “白夜”
6月 “舟歌”
9月 “狩り”
F.シューベルト:
楽興の時 D.780(全6曲)
F.リスト:
ハンガリー狂詩曲第10番 ホ長調 “前奏曲”

第2部
《新しい時代への息吹》
渡部智也(バス)
吉永哲道(ピアノ)

D.ショスタコーヴィチ:
E.ドルマトーフスキーの詩による5つのロマンス op.98
“出会いの日”
“告白の日”
“絶望の日”
“喜びの日”
“追憶の日”
大津三郎:
花のまわりで
成田為三:
浜辺の歌
G.スヴィリドフ:
バーンズの詩による歌曲集より
“ジョン・アンダーソン”
“兵士の帰還”

〜アンコール〜
D.カバレフスキー:
ドン・キホーテのセレナーデ
[渡部]
M.ムソルグスキー:
展覧会の絵より “キエフの大門”
[吉永]

20200208_001.jpg


20200208_002.jpg


20200208_003.jpg


20200208_004.jpg


20200208_005.jpg


20200208_006.jpg


posted by tetsumichi at 10:00| その他